PEOPLE 08

製造一筋20年以上、現場の変化を見守ってきました。昔は職人のノウハウというものがあってそれを基にものづくりをしていました。今はロボットの手があって、AIのようなブレーンもある。時代に合わせて必要とされる技術は変化しています。でも、何もかも機械任せかというと、そんなことはなく現場ではまだ職人のノウハウが必要となる場面があります。例えば、機械に袋詰め作業をさせるとして、単純に機械をセッティングして制御しただけではうまく袋を開けられない場合もある。そんなときこそ製造の職人として理想の動きをイメージして部品を作り機械をカスタムする、そこは職人の腕の見せ所。単純作業のように見えて、機械作りにもそれぞれの個性がでるものなんです。だからこそ、これは自分がやった仕事だと達成感を得ることができる。技術の進歩を追いかけるのは大変ですが、今も昔も変わらないやりがいがあります。
今までもこれからも一貫して、お客様が喜ぶものづくりをすることが私のミッション。特にお客様に喜ばれるのは、「こんなところまでやってくれたんだ」と言われるほど、些細なところまで気を配った仕事ぶりです。例えば、カメラをセッティングするにしても、ただ見えるようにするだけではなく細部まで見やすいように調整をする。ただ設備を導入するのでなく、そのお客様が喜んでくださるような気配りまでできるのが智頭電機の技術者。自分はもちろんですが、マネージャーとしてメンバーにもそういったこだわりを持って仕事をしてもらいたいと考えています。加えて、メンバーに何度も繰り返し言っているのは、お客様に迷惑のかからない設備をつくりあげること。どんなにいい仕事をしても、ネジが一つ締まっていないだけで致命的なアクシデントに繋がり、お客様からの信頼を失ってしまいます。本当に基本的なところなのですが、万が一でもミスがあると多大な損害を与えかねないので、常に確認するように伝えています。神は細部に宿るといいますが、この仕事も細部にこだわって、注意を払って仕事をすることが大切です。うちのメンバーは、やる気があってひたむきに努力をできる人間ばかりなので、これからもお客様を喜ばせる仕事を増やしていけると考えています。